「学問のすすめ」をイメージして自立学習のすすめと題してみましたが、「すすめ」がうまく変換できませんでした。

さて。自立学習のすすめ。

自習のすすめでもいいのですが。

自分の管理のもとで学習するという意味では、自習よりも自立学習のほうが皆様にピンときてもらいやすいかと思いまして。

受験生ともなる中学三年生は、積極的に自習に来る子が増えました。

夏も終わり、着実に受験の日に近づいてることを実感しているのでしょう。

自習に来るという行動はgood

ふらふらと遊んでいるよりはマシですが、効果的な自習と、ほぼ意味のない自習がありますので紹介しておきます。

効果的な自習とは
・まず自分の弱点を知っていること。その上で、今やるべき単元がわかっていること。

例)今日はこの単元を完璧にするぞと心に決めて、自習に来る。

・自分のテキストを持参していること。

「プリントください」と言われれば、渡します。が、得点を上げる一番の近道は繰り返し問題に触れることであるという観点から、プリントよりも自分のテキストを持参するほうが、統計的に成績は上がります。

なぜプリントより自分のテキストなのか。それは、後日、間違えたところを再度解いてみるとか、さらに後日、また解いてみるとか、何度も繰り返し勉強するのに適しているからです。

ほぼ意味のない自習とは
・自分が今から何をすべきかを把握していない

自分の各教科における弱点を知らないのは、絶対的な勉強量が少なすぎです。
例えば英語のどの部分の問題につまずくかを知っていればそこからスタートすれば良いし、中1のbe動詞の使い分けからつまずくのであれば、中1のテキストの一番最初から解いていけば良いのです。

学年ごとに順を追って苦手なところをつぶしていけば良いですから、自分がどこから勉強をスタートすべきかわからない場合は、まずテキストを最初から読んでみましょう。

・まさかの「何かやることない?」

自習の素晴らしさは、自ら運命を切り開く力を養えるところにありますが、
自習に来るという行動を起こした次のステップが「何かやることない?」発言は、自分の目標と現在地、どうやって目標を達成するかという概念がないように見受けられます。

自習に来た生徒の、せっかくのやる気の炎を消したくないので
先生方はついつい課題を与えてしまいがちですが、「何かやること」は自分で決めることができない段階だと、成績は上がりにくいです。

五教科のなかでどの教科を優先して勉強するか、
その教科のどこの単元を完璧にするか、ここまでは自分で範囲を定めることが望ましいですね。

1教科につき1単元しかやることがないという子は少ないでしょうから、いくつか単元をしぼって、迷ったときは相談してください。
受験指導のプロである先生方が「じゃあこの単元からやっていこう!」と導いてくれます。

これが本来の自立学習の姿であります。

みなさんの自習は、自立していますか?