大阪公立大学は大阪府立大学と大阪市立大学が統合し、2022年4月に開学した公立総合大学です。
学生数は16,000人、大阪府内に6つのキャンパスと2つのサテライトがある国内最大級の公立大学でもあります。
偏差値は50〜65で、中程度〜やや高めのレベルの大学と言えます。
大阪公立大学で入りやすい・受かりやすい学部はどこなのか気になりますよね。
大阪公立大学には12の学部があり、学部・学科によって入りやすさには差があります。
大学受験において受かりやすい学部は、
- 倍率が低い学部
- 得点率が低い学部
です。
それでは、大阪公立大学の文系・理系それぞれの入りやすい学部をご紹介します。
受験する学部を迷っているという方の参考になれば幸いです。
大阪公立大学で入りやすい学部
大阪公立大学の一般入試・前期日程の倍率と共通テスト得点率をまとめました。
学部 | 倍率 | 共通テスト得点率 |
現代システム科学域 | 3.6 | 70.5 |
文学部 | 3.6 | 75.9 |
法学部 | 3.5 | 74.5 |
経済学部 | 2.9 | 71.4 |
商学部 | 2.8 | 72.9 |
理学部 | 2.8 | 70.4 |
工学部 | 2.7 | 72.4 |
農学部 | 3.8 | 71.5 |
獣医学部 | 2.9 | 77.8 |
医学部(医学科) | 3.3 | 87.8 |
医学部(リハビリテーション学科) | 2.9(作業) | 66.9(作業) |
看護学部 | 3.6 | 69.7 |
生活科学部 | 3.4 | 71.6 |
(2023年度の入試結果より)
以上のデータからから、大阪公立大学で入りやすい学部は、
- 文系は「経済学部」、「商学部」
- 理系は「医学部リハビリテーション学科作業療法学専攻」、「理学部」
という結果になりました。
学部にこだわらずに大阪公立大学に合格したいという場合は、これらの学部が受かりやすい傾向にあると言えます。
反対に難しい学部は、文系では「文学部」・理系では「医学部」「獣医学部」です。
ただし、個別学力試験の結果やその年の倍率によって、入りやすい学部は変動します。
大阪公立大学の最新の入試情報を確認し、適切な対策学習を進めていきましょう。
大阪公立大学で入りやすい学部まとめ
学部にこだわらずに大阪公立大学合格を目指すという学生は、受かりやすい学部を受験するというのも1つの選択肢です。
とは言え、受かりやすいと言われる学部でも、その年によって倍率や得点率は変動します。
大阪公立大学に入るために必要な対策学習をし、学力を高めることが合格への近道です。