大学受験するならとりあえず英検を受けてみようかなと思いますよね。
英検の勉強と大学受験の勉強を同じに捉えている高校生は多いですが、大学受験にとって英検はメリットもありデメリットもあります。
大学受験にとっての英検のメリットとデメリットを紹介します。
大学受験へのメリット
- 英語の全体的な学力がアップする
- 大学入試で加点される大学もある(一部の私大)
- 英語の勉強のモチベーションアップ
英検合格に向けて勉強すると、英語の全体的な学力がアップします。
英検は単語や熟語を覚える機会にもなります。
英検は「合格」というゴールがあるので、英語の勉強をするモチベーションにもなります。
また、一部の大学では英検を取得していると入試で加点されることもあります。
英検を持っている人だけが受けられる入試方式もあります。
大学により基準が異なるので、気になる大学は英検をどのように扱うのか、確認してみましょう。
英検2級以上を加点する大学が多いです。
大学受験へのデメリット
英検は大学受験にとってデメリットになることもあります。
- 大学受験に必要のない勉強もしなければいけない
- 英検の受験日に(一日もしくは二日)受験勉強ができない
- 他の科目の勉強時間を削ることになる
英検はリーディングの他にリスニングやスピーキングのテストもあり、それらの総合点で合否が決まります。
大学入試ではリスニングやスピーキングがない大学も多く、大学受験に必要のないところまで勉強しなければいけないのはデメリットです。
また、英検を受けることによって、試験日は受験勉強ができないというデメリットもあります。
大学入試は英語だけでなく他の科目も必要になってきますが、英検の勉強により他の入試科目の勉強時間を削ることにもなります。
大学受験を目指す人が英検を受けるなら高2の夏までに受けよう
高校生のうちに英検取得を目指したい場合は、高校2年の夏までに英検合格を目指すのがおすすめです。
それ以降は大学受験の勉強に専念するのが良いです。
大学受験の英語と英検の勉強とでは、最終的には勉強する内容が異なります。
英検合格を目指して勉強するなら、高校2年生まで。それで合格すれば大学入試の時に少し有利な状態で受験することも可能です。
高校2年の秋からは、大学受験のための勉強に切り替えて、志望大学の合格を目指しましょう。