内申点は、高校受験に必要です。内申点の良し悪しが高校受験に影響を与えます。内申点とは、出願する高校に提出する調査書のことで、評定とも言います。内申点は、各教科5段階評価の5が最高で1が最低点です。
内申点の決定方法は、観点別評価という方法です。
3つの観点別にABCの3段階の評価をつけ、総合点で各教科の評定が決まります。
各教科の評定の合計が内申点となり、高校受験の入試で得点化されます。
内申点を上げる方法
内申点を上げる方法としては4つの方法があります。
- 定期テストの点数を上げる
- 提出物をきっちり出す
- 積極的に授業に参加する
- チャレンジテストの点数を上げる
この4つはどれも内申点に影響するので、全て内申点アップのために必要なことです。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
定期テストの点数を上げる
定期テストの点数を上げることは、観点別評価の「知識・技能」の点数を上げることになります。
1学期の中間テスト、期末テスト、2学期の中間テスト、期末テスト、3学期の学期末テストです。
どれも内申点に必要なテストです。
提出物をきっちり提出する
提出物をきっちり提出することは、観点別評価の「思考・判断・表現」の点数を上げることや、教科によっては「知識・技能」の点数を上げることになります。
教科によって評価点は違いますが、提出物にしっかり取り組んで期限内に提出することで内申点を上げることができます。
積極的に授業に参加する
積極的に授業に参加することは、観点別評価の「主体的に学習に取り組む態度」として内申点を上げることができます。
チャレンジテストの点数を上げる
チャレンジテストは、全国的な学力差を測るものです。
チャレンジテストの点数を上げることは内申点の評価に影響しますが、どの程度の影響があるかは中学校の方針によって異なります。
高校受験と内申点
高校受験の中でも公立高校の受験には、内申点が影響します。
どの程度影響するかは、高校によって異なります。
ほとんど高校は入試:内申点=7:3と、内申点の割合が低めですが、入試と内申点が同じ割合で得点化される高校もあります。
志望校の内申点の割合がどうなのか、気になった方は学校の先生に聞くか、塾の先生に聞いて確認してくださいね。