大阪公立大学は、大阪市立大学と大阪府立大学が統合し、2022年4月に開学した公立総合大学です。
12学部をもつ大規模な公立大学は、日本で大阪公立大学だけです。
大阪公立大学の文系学部の入試では、経済学部と商学部で二次試験の科目に数学が含まれています。
この記事では、大阪公立大学入試の文系数学対策をまとめました。
大阪公立大学を受験する方の参考になれば幸いです。
大阪公立大学入試の数学の内容は?
大阪公立大学の一般入試は、共通テスト及び個別学力試験で実施されます。
文系学部では、経済学部・商学部の個別学力試験で数学が受験科目となっています。
文系数学の試験は、時間90分・大問4問で、出題範囲は数学ⅠA・ⅡBです。
各大問の内容・配点は以下の通りです。
第1問 | 数学A:確率、数学Ⅱ:4次関数 | 50点 |
---|---|---|
第2問 | 数学A:整数、数学B:帰納法 | 50点 |
第3問 | 数学A:整数 | 50点 |
第4問 | 数学Ⅰ:2次関数の最大・最小 | 50点 |
試験内容は年により変わる可能性がありますので、必ず最新情報を確認して下さい。
大阪公立大学入試・文系の数学対策は?
大阪公立大学の文系数学は、文系数学としては難しい方であると言えます。
超難問はありませんが、易しい問題が少ないのが特徴です。
文系でもある程度の数学レベルが求められるので、文系で数学が苦手な受験生にとっては難しいと感じるかもしれません。
そのため、まずは高校数学の基礎知識を固め、難問以外の問題では確実に点数をとる力をつけましょう。
基礎知識を固めた上で過去問や演習問題を解き、大阪公立大学レベルの問題を解く力をつける必要があります。
また、大阪公立大学入試の文系数学は記述式で行われますので、記述問題に慣れておく必要があります。
記述式の問題は、完全解答ができなくても得点できるというメリットがあります。
しかし、反対に記述がしっかりできていないと思わぬ失点につながる可能性があります。
過去問や演習問題を繰り返し解き、数学の記述の型を身につけましょう。
大阪公立大学入試の数学対策まとめ
大阪公立大学入試の文系数学は、決して簡単ではありません。
超難問に取り組む必要はありませんが、高校数学の基礎はしっかり固めた上で応用まで身に着ける必要があるでしょう。
大阪公立大学の文系数学の出題傾向をしっかり分析し、適切な数学対策をすることが合格への近道です。